こんにちは、助産院LunaLunaの山西朋子です。
今日は赤ちゃんの哺乳量についてお話します。
ミルク缶には、月齢別に、必要なミルク量が書いてありますね。
ミルクに換算すると、一回にこのぐらい飲んでいなければ、、
と思われがちなのですが
これは、完全ミルク栄養の場合の目安です。
そしてこの量も、最低量というわけではありません。
実際に、記載量より少ない量でも、体重が増えていく赤ちゃんはいっぱいいます。
生まれた時の体重でも、飲める容量は違いますものね。
また、母乳の場合は、一度にこんなに飲めないことの方が殆どです。
母乳量は新生児の場合、とても順調に飲み取れてたら一回に30〜50gぐらいです。
この飲む量も、本当にその子によって、その時によってバラバラで。
助産院でも、母乳をどれだけ飲んでいるか測る時がありますが、
1回に30〜50gの時もあれば、
ほんの2〜3分でも、100g以上飲んでいた赤ちゃんもいます。
ちょこちょこ飲み、回数で補っている形ですね。
だから、母乳をあげている場合は
1日に8回以上は普通にあげている。
間隔も、1〜3時間とバラバラです。
こまめに、間隔を空けずに授乳する事が、母乳分泌が維持されます。
なので、母乳をあげている場合、月齢を経ていけば、回数が落ち着いていく、、訳でもないのですよね。
赤ちゃんが欲しがった時に、欲しがるだけあげる
このスタンスが、息をするように自然に出来るのです。
体重の経過や、飲む量はその子によって本当にバラバラです。
おしっこやウンチが出ているか
赤ちゃんのご機嫌の様子はどうか
赤ちゃんの肌の調子や、感情面、運動面の発達はどうか
など総合的に見て、
その子にとって母乳が十分に足りているかを判断しています。
飲む量の数字だけで見ると混乱してしまうので
そんな時は、ぜひ、母乳外来で相談しましょう^^
遠方の方などで、助産院に来ることが難しい方は、zoomでのオンライン相談もやっていますよ♪
お気軽にご利用くださいね。
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