新型コロナウイルス:妊産婦さんに関する情報

プロフィール

こんにちは!山西朋子です。 

平塚市の自宅で助産院をやっています。

母乳ケアを専門に行い、女性ケアとして、よもぎ蒸しやアーユルヴェーダのトリートメントを、取り入れています。 

「ニコニコしていて癒される!」
「一緒にいて安心する♪」
「聞き上手だね!」

今でこそ、こんな風に、言っていただけるようになりました! 

妊婦さんや、産前産後のお客様からは 

「丁寧・熱心にケアしてくれる」

こう喜んでいただけることが、私にとって何よりもの幸せです♪ 

産婦さんの異変に気付いて、急変した時にすぐに対応し、医師や周りのスタッフから 

「山西さんがいて、本当に助かったよ!」

そう言ってもらえて、お役に立てていることも、私の喜びです。

 でも、実は私、交代してほしい!といわれるほど、要領が悪くマイペースで、ダメダメだったんです。 

ドクターに怒鳴られて泣いたり、助産師の実習では、記録の多さに何度も、心折れて。 

自分は向いてるのか?悩んでいました。

 そして、個別にじっくり関わりたい!と思って今の助産院を始めたのに 

「開業助産師でお産をやらないで、儲かるわけないじゃない。」

 こう言われて、悔しくて、落ち込んだこともありました。

極めつけは、妊娠出産、育児の経験がないことが、ずっと私のコンプレックスだったんです。 

そんなグダグダだった時代から、私が変われるまでには、いくつかのキッカケがありました、、、

助産師になろう!と思ったきっかけ

私は、1985年に、福井県の助産院で生まれました。

5歳の頃に、同じ助産院で、弟が生まれたとき、出産に立ち会います。
 

弟が生まれるとき。

当時習っていたピアノの先生、そのお子さんも生まれる瞬間を見たい!と大勢で弟をお迎えしました。

 

お産婆さんはとても優しくて、私たちに「赤ちゃんもこんな動きをするんだよ」など教えてくれて、感動しました。

お産婆さんが、赤ちゃんを取り上げる姿に憧れて、ぬいぐるみを使って、お産ごっこをしていたことを思い出します。

私も、こんな風に、赤ちゃんが生まれてくる所に立ち会って、その後のお世話をしたい!


そう思ったのが、助産師を目指すことになった、きっかけです。

7歳の時には、神奈川県へ引っ越しました。

母の実家に帰省すると、よく助産院に立ち寄っていましたね。

高校生の冬休みも、助産院へ行って、お産に立ち会わせてもらったこともありました。

振り返ると、私の人生は、助産院とご縁が多かったように思います。

お産は、みんなに祝福されて、とても幸せな、温かいイメージ。

産後も、おっぱいを飲ませている姿が、とても幸せそうで。

出産の様々なシーンを見るたび、早く助産師として働きたい!と強く、思うようになっていきました。

そんな私に、自分を取り上げてくれたお産婆さんから、言われた言葉が、印象に残っています。

「10年は病院で働きなさい。正常と異常を、しっかり見分けられるようになりなさい。」

この時の言葉があったから、私は助産師になれたと思っています^^

子供を残して亡くなるママを目の当たりにした、婦人科の新人時代

その後、無事に看護師、そして、助産師の資格を取得。

助産師をやる前に、看護業務もきちんと行えることが必要、ということで、入職1年目は婦人科に配属。 

婦人科疾患、がん、ターミナル期に、関わりました。

夢に向かって、やる気に満ちていた私でしたが、ここで、衝撃的な出来事がおきます。

30代のママが、小さなお子さんを残して、亡くなられたのです。

症状に気付いて、受診された時には、末期に近かった・・・

そんな現実を目の当たりにして、私はショックを受けました。

「もっと早く病気に気付けたら・・・」
「予防するにはどうしたらいいの?」

頭の中で、ぐるぐると考えていました。

身体への負担が大きい手術、抗がん剤の副作用(髪が抜ける、強い吐き気)など。

苦しい症状がたくさん出てきますが、患者さんは皆、とても我慢強かったですね。

さらに、こんな出来事も起きます。

がんの末期の患者さんで、小学生のお子さんがいるママが、30代でお亡くなりになりました。

息を引き取ったママさんを見て、パパがお子さんに、声をかけていました。

「がんばろうな」

もう、辛くて、やるせない気持ちになったのを、昨日のことのように、覚えています。

婦人科で看護師をしながら、日々の健康や予防医学について、考えるようになりました。

健やかに赤ちゃんを迎えられる!アーユルヴェーダとの出会い

 

入職2年目から産科に配属。

 助産師として、出産に立ち会う日々が始まりました。 

妊娠中は、切迫早産や妊娠高血圧症候群、 

腰痛や恥骨痛で、歩けないほどになる方もいらっしゃったり。 

出産時は、微弱陣痛でお産が長引いたり、赤ちゃんの向きがうまく回らないので、なかなか進まない。 

産後は母乳がうまく出ない、吸ってもらえない。

 分娩の疲労で育児行動がままならない、など・・・ 

産前産後は、本当にたくさんの難関があるのだと、目の当たりにしました。

 妊娠中の身体作りや、お産の受け止め、赤ちゃんの事、母乳育児の事、身体の変化・・・ 

きっと、もっと準備ができていたら、乗り越えられると感じていました。  

 助産師になって3年目の頃。 

助産師研修で、インドの伝統医学アーユルヴェーダに出会い、東洋医学に興味をもつようになりました。 

・受精の瞬間に、両親の体質の状態が関係する(アーユルヴェーダの体質論)

・インドの夫婦は結婚、子作り、妊娠中を、心身ともに万全にして迎える

・産前産後も、心身を大事に扱われながら過ごして育児をする

こんな考えが、重んじられていました。

自分を大切に扱って、新しい命を迎え、妊娠出産を乗り越えたら、必ず育児も乗り越えられる・・・

私は、その理論に、とても共感!

「アーユルヴェーダをもっと知りたい!」

病院勤務の合間で、アーユルヴェーダサロンへ、通うことになります。 

アーユルヴェーダは、妊娠する前から自分の身体を知って、大切に扱うことの大切さを教えてくれました。  

出産後は5日間程度で退院。

 色々なことが、慣れないままに、新しい生活が始まるので、とても不安そうに帰るお母さんを、みてきました。 

赤ちゃんの抱っこも、まだ十分に慣れない、母乳もすぐに、たくさん出る訳ではない。 

明日から、本当に私やっていけるのかな?どんな風にやっていったらいいのか? 

という言葉を、良くママさんから聞きました。

 赤ちゃんが生まれて嬉しい反面、慣れない、自分ができない、ふがいないと涙を流すママさんもいました。 

時には、死にたいという言葉も。

退院した後も、地域で気軽に相談できる場所は、絶対に必要だ!とう思いに駆られていきます。

まるで運命のように引き寄せられた、助産院開業のチャンス!

入職10年目に、NICU(新生児集中治療室)へ異動に。 

早く、小さく生まれた赤ちゃん、呼吸の助けを必要とする赤ちゃん。

 繊細な看護は、本当に勉強になりました。 

一生懸命、外の世界に適応していこうとする小さな命、とても生命力溢れていました! 

生後すぐから、2~3か月と、長期入院する赤ちゃん。 

その間、毎日面会に来られるママ・パパに、授乳や育児のお手伝いをさせていただけることにも、やりがいを感じていました。 

 そんな中、たまたま産後の友人に付き添って、病院近くの助産院へ行く機会がありました。 

これが、私にとって大きな大きな、運命の瞬間だったのです!

菜の花助産院という母乳ケア、産前産後整体を行っている助産院の、助産師さんから、こんなセリフが。

「ここで助産院やりませんか?」

助産院が、長野県に移転する準備をされていた所で、そのタイミングでの出会いでした。 

病院を離れた後にも、時間をかけて、向き合いたいと思っていたこと。 

私を取り上げてくれたお産婆さんの「10年は病院で働きなさい」という言葉 

ちょうど10年目に、その機会が巡ってきたのです。

 病院でのお仕事も本当にやりがいを感じていて、迷いましたが 

今、やらなかったらいつやれるか分からない。ずっとやりたかったことをやろう!

 と、助産院を始めることになりました。

 

これが私の天職です♪

2016年5月9日、ついに、この助産院「LunaLuna」をオープンしました!

母乳ケアを専門に行い、女性ケアとして、よもぎ蒸しやアーユルヴェーダのトリートメントも行う、ちょっと珍しい助産院です。

変わらず、出産・育児も未経験の私ですが、もうコンプレックスではありません。

たくさんのお母さん、赤ちゃんを見させていただいて

赤ちゃんは、本能的に育つ力があること

お母さんも、大変な事を必ず、乗り越える力があることを、教えてもらいました。

「ニコニコしていて癒される!」
「一緒にいて安心する♪」
「聞き上手だね!」

そんな風に、喜んでいただけることが、私の幸せで、この仕事が使命だと思えているから。

来た時には、悩みでいっぱいでも。

話していくうちに、ほっとして笑顔で帰られるお母さんを見ると

本当に、このお仕事をしていて良かった!と思います。

これが、私の天職です♪

子育てが始まって、戸惑うことも、辛いと思う時も、一緒に受け止めさせてください。

ここに来たら、力が抜けて、ふわ~っとなれるような居場所を、これからも作っていきたいです^^

いま、妊活中で、妊娠できるか?不安を、1人で抱えているあなたへ。

いま、妊娠中で、出産への不安を、1人で抱えているあなたへ。

いま、2人目の妊娠が、1人目と違う不安を、抱えているあなたへ。

いま、産後で、育児の不安を、1人で抱えているあなたへ。

いま、母乳がうまく出ない、おっぱいの不調があるなど、1人で悩んでいるあなたへ。

私がいつでも、あなたの、世界一の味方になります。

一度、勇気を出して、会いに来てくださいね^^

ご相談は、こちらの公式LINEから、カンタンにできますよ♪

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資格

看護師・助産師
マタニティヨーガ協会 マタニティ・ヨーガベーシック終了
マタニティヨーガ協会 骨盤底うるおい体操インストラクター
オリエンタルセラピスト協会 アーユルヴェーダスクール修了
オリエンタルセラピスト協会 アーユルヴェーディックベビーマッサージ講座修了