今回は、乳腺炎になると、どうなる?
ということについてお話します💡
乳腺炎の原因
乳腺炎の原因としては、
などがあります。
乳腺炎の症状
乳腺炎の症状としては、
などなど。
乳腺炎の対処法
38度以上のお熱が出たら
まずは
こまめに授乳をする
痛い部分、しこりや赤みのある部分に、赤ちゃんの顎が当たる様に、授乳姿勢が変えられると良いです。
上側の場合は、四つん這い授乳をして顎が当たる場所を調整することもあります
赤ちゃんが飲んでくれない時や、乳頭の痛みがひどい場合は、搾乳をしてあげるなどして、とにかく出してあげる事です
しこりや発赤部分は、優しく冷やす
これは、水で絞ったタオルや冷えピタ、冷凍されてない保冷剤、
ジャガイモ湿布
などで優しく冷やします。
この時、乳頭と乳輪部分は冷やさないように気をつけます。
熱が出ているので、水分も、こまめに摂ってあげてくださいね😊
葛根湯の服用
葛根湯には根のものが使われていて、血管を拡げることにつながります。
葛根湯の葛の字にもありますが、葛(くず)を飲む、というのも予防いにつながりますね。
あまりに痛い時は
鎮痛薬(カロナールやロキソニン、イブプロフェン)
が、お熱も下げてくれる効果もあるので、飲んでもOKなお薬です。
母乳への移行は非常に少ないとされ、産院でも、産後に出されていますよね
抗生剤が必要な時
熱の経過は
一晩経って、熱が下がっているか?
が大事なポイントになりますが
一晩経って、熱が微熱や36℃台まで下がっていれば
直ちに抗生剤を服用しなくても、引き続きの授乳や、母乳マッサージで改善していくことが多いです。
ですが、一晩経っても、熱が下がらない場合や
赤みの範囲や痛みが増しているなどの場合は、
細菌感染の可能性があるので
産院や病院で抗生剤の処方が望ましいです。
乳腺炎にも段階があって、
- うっ滞性
乳腺炎溜まっている部分の組織が炎症を起こし発熱
熱は微熱〜38.5℃いくかいかないかというぐらい
抗生剤は不要 - 細菌感染
うっ滞性乳腺炎が進行したり、傷などから細菌が感染した場合
熱が38.5〜39℃を超える
インフルエンザの様な症状(寒気、関節痛)
抗生剤が必要 - 膿みの
形成熱が下がっているが、発赤部分がかなり硬い、赤紫のような発赤
切開が必要な段階
と段階を経ていきます。
熱が下がった後の経過
しこりがしばらく硬く残ります。
炎症を一度起こして、組織が硬くなっているので、その部分が当たったりすると痛いですが、
しこりは数日~、長いと2週間近く残っていることも。
その間に、少しずつしこりは縮小していく形です。
熱がピークに達している時は、炎症が強く出ている時なので、母乳マッサージがあまり出来ない事もあります。
熱が一晩経って下がるかをみて、
抗生剤が必要な場合は、抗生剤をもらってから、母乳マッサージをゆっくり受ける事が可能です。
乳腺炎の予防
逆に予防としては
原因と反対の事をしてあげると良いのです💡
などなど、、
急に熱を出したり、不安になるかと思いますが
症状が出ましたら、ご相談くださいね!
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お気軽にご利用くださいね。
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