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町田市の依頼で保護者様向けの性教育を行いました!

先週は、町田市の市民講座:親子講座のシリーズの一つとして、

乳幼児期の保護者様向けに性教育講座をという依頼があり、お話をさせていただきました!

今回、21名の募集だったのですが、31名応募があったとの事、、!抽選状態だったということで、それだけ、性教育が気になられている分野なんだと改めて感じました。

テーマは「家庭の中から始まる性教育」

性教育というと

・中学校ぐらいから学ぶもの?

・男女別々に聞いた話

・恥ずかしい

・月経や妊娠の仕組みを知る

などといったイメージが多く持たれているかと思います。

私たちが習ってきた性教育が、そんな感じでしたよね。

でも、今求められている性教育は、

包括的性教育

といって

・人間関係・様々な家族の形があること

・性の多様性があること

・人権・子どもの権利・同意について

・いじめ・暴力について

・プライベートパーツを知る、性器の正しい洗い方や扱い方が分かる

などなど

人権を基盤に全体から性を学ぶこと

が世界的に求められているんです。

日本の性教育の現状は、学習指導要領で

「人の受精に至る経過(性交)については取り扱わないこととする」

という「歯止め規定」があります。

そのため、正しい知識が十分に得られず、思いがけない妊娠や中絶も多いのが現状です。

また、幼少期からの性犯罪も問題になっています。

思春期に入ってから

学校で教えてくれるから

と思っていると、学校では情報を得にくいですし、

家庭の中で思春期の子どもに話そうとしても、恥ずかしさが出て話しにくいし聞いてもらいにくくもなります。

だからこそ

幼少期からの関わりがとっても大事になる!

そのためには、親はどんなスタンスでいたら良いのか。

日々、日常の中で無意識にかかっているバイアスに気づくこと

そんな内容を、お話させていただきました。

日常会話の中からもちろん沢山伝えられることがありますが、子どもへ伝えるツールの一つとして、

絵本もいくつか紹介させて頂きました。

後半は、ワークも行って、お母さん達、とても盛り上がりました!^^

ご感想も沢山いただいたので、シェアさせて頂きます。

子どもへの性教育をどのようにしていくべきか、分からない事が多かったが、子どもに見せやすい絵本など少しずつ取り入れていきたいと思いました。子どもの事を守ることができるのは親だけなので、小さい頃からきちんとNOと言えるように育てていきたいです。

 

恥ずかしさを捨てて、子どもたちに正しい「教育」をしていきたいと思いました。絵本をぜひ活用させていきたいと思います。ありがとうございました。

 

実際に子どもから、赤ちゃんはどこからくるのか聞かれ、曖昧に答えたことがあったので、改めて絵本で一緒に勉強したいなと思いました。

 

日本の歯止め規定はおかしいと思います。隠す、伝えないのではなく、伝えていって安全を守っていく方がいいと思う。ジェンダーレスやパーソナルパーツの話は日常でも良く話していたけれど、今日の話を聞いて、新しい伝えたい内容が増えました。今、私の世代でさえ、卵子って老化するのを知らなかった、、と子を産めず、悲しんでいた友人がいます。もっと沢山性のことを知ること、伝えることが必要だと思いました。

 

嬉しいご感想を沢山!ありがとうございました!!

ぜひ、家庭の中から自然と性のことが伝えられるようになればと思います。

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!!

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