25日はベビーマッサージ教室は、2カ月の赤ちゃんが来てくれました。
今回のベビーマッサージ教室では、バーストラウマを中心にお話しました。
バーストラウマとは:お腹の中にいる時や出産、産後に受けた心の傷のことと言われます。
お腹の中にいる時、もっと話しかけてほしかった、リラックスして過ごしてもらいたかった
出産で自分が出てくる時に苦しかった 帝王切開でお腹を切られたのが怖かった(刃物や先端恐怖症につながる事例もあるといわれます)
生まれた後、お母さんと別々のお部屋でさみしかった
などなど、、
お母さんは愛情があるのですが、子どもがそのストレスによって愛情を十分受け止めきれてない可能性があるのです。
「どうせ泣いても相手にされてない」
「どうせ自分は愛されてない」
など。間違って受け取っている場合もあります。
この気持ちが、成長していく過程で様々な節目で、表れてきます。
出来事をどうしてもネガティブに受け取ってしまったり、うつ状態になりやすい。
サイレントベビーという言葉もあって、泣いても応えてもらえないと泣くのをあきらめる赤ちゃんもいます。
一見おとなしくて育てやすいように感じるけど、感情を抑え込んでいるので、大きくなった時にふとしたことでキレる子・大人になることも。
これは赤ちゃんだけでなくお母さん側にみられることもあります。
妊娠中や出産、産後で心が傷ついたこと。昇華しきれずにいると、心身にネガティブな影響(産後うつや病気にかかるなど)として表れることもあるのです。
良く言われるのは、お腹の中からひとつひとつ、赤ちゃんにお伺いを立てるのがいいといわれますね。
出産の時に、「一緒にがんばろう」「ちょっと苦いけど後もう少しだよ」
産後は「これからお風呂だよ」などなど。
赤ちゃんには意思があり、記憶力も優れています。
バーストラウマを癒すには、心理療法などが必要になってくる場合もありますが、
赤ちゃんのうちであれば肌と肌の触れ合い:ベビーマッサージでも十分な効果を発揮するといわれています。
肌への刺激は脳と直結し、オキシトシンという幸福ホルモンが多く出てくるため、お互いに癒されるのです。
ぜひ、優しい語りかけ、肌と肌が直接触れることを大切にしたいと思います。
バーストラウマについて語りながらスキンシップを楽しんだ後は、ベテラン助産師さんと絵本セラピストさんコラボの絵本「おっぱいの贈り物」を読ませていただきました。
おっぱいの始まりから卒業までを描いた、癒される絵本です。助産院でも販売しているので、ぜひお問い合わせくださいね。
恒例の寝像アートは、七夕バージョンで撮影しました♪
癒しのベビーマッサージ教室、次回は7月20日(金)10:00~です。
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