息子と私のおっぱい生活は、3年でした。
初めはなかなか息が合わなくて、うまく飲めないし、飲ませられない。
毎日必死で過ごして、1ヶ月検診を終えた頃、白斑ができました。
授乳もまだリズムがつかめていない中、おっぱいトラブルに見舞われて、もう絶望的な気持ちでした。
そんな中、私は素敵な助産師さんたちに出会うことができました。そのお一人が朋子さん。
白斑がなかなか治らなくて悩んでいたけれど、朋子さんたちは、毎日頑張っているおっぱいを労ってくれた。
マッサージをしてくれる手はいつも温かくて、息子と私とおっぱいに、たくさん愛を届けてくれました。
途中から、朋子さんが専門的に私たちのケアを担当してくださるようになり、月一回のおっぱいケアの時間が、いつも楽しみになりました。
おっぱいさん、いつもおつかれさま。
頑張ってくれて、ありがとう。
いつしか私の心におっぱいへの感謝の気持ちが生まれたのは、朋子さんのおかげです。
そして、心から感謝をできるようになったとき、白斑は治りました。
それからずっと、私は毎晩寝る前に祈り続けました。
おっぱいさん、いつもありがとう。
明日も頑張ろうね。
明日も息子が、元気に過ごせますように。
三歳の誕生日。
息子はおっぱいとさよならをしました。
すごく自然な終わりを迎えました。
おっぱいは大好きだけど、もう大丈夫だよ。
ちょっとお兄ちゃんになった息子は、もうおっぱいが出なくなっていることを理解して、飲まなくなりました。
最後のおっぱいケア
私は朋子さんと一緒に、心からのおつかれさまをおっぱいに伝えました。
本当によく頑張ってくれたね。
ありがとう。
朋子さんは、いつもと同じように、たくさんの愛を込めながら、おっぱいを労ってくれました。
具合が悪くてしんどかったとき。
喉が乾いたとき。
保育園が始まって、毎日頑張っているとき。
息子が必要なときに、おっぱいはそのときに合わせて、必要な量を出してくれるようになりました。
息子の身体と心を支えてくれました。
授乳という動物としての営みを、ここまで続けることができたことに、続けさせてもらった息子と朋子さんに感謝です。
たくさんの学びを教えてくれて、ありがとう。
最後のおっぱいケアの日。
卒乳のお祝いにいただいたおっぱいの本を、泣きながら読みました。
母子手帳と一緒に、宝物にしようと思います。
もしおっぱいのことを話したくなったら、Lunalunaの扉を叩いてみてください。
素敵な助産師さんが、たくさんの愛を届けてくれます。
赤ちゃんとおっぱいと、そして自分自身のことを、もっと好きになれるかもしれません。
2018/07/26 三浦文江様
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