9月に開催しました、離乳食インストラクターさんによる、和の離乳食講座パクパクセミナー
前回は初期~中期向けコース、今回は後期~完了期コース向けに開催しました。
今回は6名の親子にご参加いただき、とてもにぎやかでした♪
前回初期~中期コースはこちらをクリック
離乳食講座では、離乳食の目的やお子さんの消化機能:消化酵素、腸内環境のことについてお話してもらえます。
後期~完了期コースでは、不足してくる鉄分を補うことも含まれてきます。生後6か月くらいまでは貯蔵鉄といって、赤ちゃんが蓄えてきた鉄分があるのですが、それが不足してくるので、小児科で貧血を指摘されることがあります。でも、母乳やミルクの鉄分の吸収率は約49%。フォローアップミルクにする必要はありません。母乳やミルクの他に、離乳食から鉄分を補っていきましょう。今回は、鉄分が多く含まれている食材も再度確認することができました。
前回は昆布出汁、かつお節を使ったお出汁による離乳食でしたが、今回は煮干しのお出汁をとりました。
和のお出汁は、日本人の伝統の味。栄養と先人の知恵がたくさん盛り込まれています。
お出汁をとることで、他の調味料が少なくてすむのです。
今回は、このお出汁をいただいただけで、参加者皆さん揃って「他に調味料入れなくていいかも!」という言葉が聞かれました^^
このまま離乳食の味のままでも、大人も楽しめる味になります。
薄味に自然と慣れていくと、大人の健康のためにも良いですね!
今回は、後期~完了期子向けということで、大人からの取り分けメニューとして
・鶏もも肉と大根のあっさり煮
・お味噌汁
を作りました。
とろみをつけたい時も、野菜のとろみを使ってとろみをつけます。
大豆も、ゆがくと簡単に薄皮がむけます^^
テキスト付で、テキストにも他にもたくさんメニューが載っているので大人の献立にもとても役立ちます。
離乳食は、「食べること」を覚えていく時期です。
「量をたくさん食べること」「バランス良くすすめていく」ことではありません。なので、食べてくれないからと言っておっぱいをやめることもありません。
固形が好きな子、液体系が好きな子、手づかみの方が好きな子、、様々です。
離乳食の本来の意味を知って お子さんの発達の状態も知っていおくと、離乳食で悩むことはなくなります。
お子さんの好みや発達状態を確認できる機会になると思って、食を家庭でぜひ楽しんでいってもらえたらと思います^^
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