先日は離乳食インストラクターさんによる、離乳食講座を開催しました。
和の離乳食ということで、昆布や鰹のお出汁を使い、素材の味を活かした身体に優しい離乳食講座です。
前半は座学で赤ちゃんの消化酵素のお話やスプーンの運び方などについてとても分かりやすく教えていただき
後半は、実技で基本の出汁の取り方、裏ごし、野菜によるとろみづけについて教わることができました。実際に裏ごしされたもの、きざんだものとの食べ比べも行いました。
講座ではテキストと、昆布・鰹節のお出汁セットが付いていて、今回は特別にキッチン用アルコール消毒液の特典もありました!
離乳食を始める時、よく思われがちなのは
「たくさん食べてもらいたい・完食してもらいたい」
ということなのですが、大事なことは
赤ちゃんの発達をみて判断することや、「食べ方」「食べる環境を整えること」なのです。
その子の身体の状態によって、始める時期もそれぞれになってきます。
私も良くお話していますが、大人が楽しそうに食べている所を見ていること、そして、食べることに集中できなくなったらご飯の時間はおしまい、とお話しています。
睡眠の講座レポでもそうですが、食事もメリハリをつけることで、食べることについて認識してもらうことが大事です。
離乳食について量を食べないと栄養がとれない、と心配になるかと思いますが、少し違った視点で見れると、離乳食はもっと気楽な気持ちで始めることができます^^
それを教えてくれるのが、離乳食講座です。
実技でのお出汁をいただきましたが、昆布出汁に鰹のお出汁、とってもおいしかったです!これで、確かに他に調味料はいらないですね☆
ちなみに、昆布に含まれているグルタミン酸。こちらは母乳中にも多く含まれているアミノ酸の成分なので、赤ちゃんが好むとも言われています。お出汁からみる母乳の味、なるほどですね!
まさに、おふくろの味。大人になってもほっとするこの味は、私たち大人もどこかで母乳の味を覚えているからなのでしょうか^^
赤ちゃんのうちが一番味覚が敏感な時。ちょっとひと手間プラスするだけで、消化を助け、味覚を養い、口周りの発達を促すことにつながります。
今回は初期~中期向けにおこないましたが、10月3日に後期~完了期向けに再度講座を行います。後期は満席です^^
また後期~完了期コースも楽しみにしています!
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